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 国土交通省は12月7日、天井板以外の吊り方式の道路付属物についても点検するよう高速道路会社や地方整備局に指示した。

 対象は、トンネル内にアンカーボルトなどで吊っている照明や標識、警報表示板、防音板などの道路付属物のうち、2012年度に点検未実施のもの。点検済みのものと併せて、13年3月末までに点検結果を報告するように求めた。

 ただし、ジェットファンなどの重量構造物は12月26日までに報告させる。

 点検方法は、アンカーボルト・ナット、継ぎ手などの部位を中心とした、近接目視や打音、触診などによる確認とする。

 12月2日に発生した中央自動車道の笹子トンネルの天井板崩落事故の後、国交省は12月3日に天井板の緊急点検を指示。12日までに報告を求めている。自治体管理のトンネルを含めて対象となるトンネルは61本。

 12月5日には、国道8号の倶利伽羅トンネルで、照明器具の部品が落下して走行中の車両を直撃する事故が発生。国交省は天井板だけでなく、吊り方式のすべての道路付属物の安全性を確認する必要があると判断した。