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 東日本大震災の教訓を踏まえ、南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの「次の巨大地震」に対して、これまでの想定の見直しが進んだ。

 東海・東南海・南海地震の震源域が連なる南海トラフについては、内閣府が3月31日、発生し得る最大級の地震の想定規模がマグニチュード9クラスになると発表。各地の震度分布や津波高が従来の想定を大きく上回り、自治体によってはこれまでの対策の見直しを迫られた。その後、8月31日には死者数が最大32万人に達するとの被害想定を示した。

■ 南海トラフ巨大地震の新たな想定震源断層域
(資料:内閣府)
(資料:内閣府)

 東京都も4月18日、首都直下地震の想定見直しをまとめた。新たに震度7の地域が生じ、震度6強の地区が区部の約7割に広がると試算。最悪のケースでは、都内の死者数が約1万人に達すると予測した。