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 下水道を敷設するために約20m掘進したところ、擁壁の基礎杭とみられる障害物に掘削機が接触して停止した問題で、大阪府八尾市は同工事を中止。新たに約2億2200万円の工事費を投じ、ルートを変えて敷設し直す案を市議会に提案した。議会は2012年12月20日、この案を議決した。工事は13年12月末までに終える予定だ。

 工事を中止したのは、八尾市が2011年度に発注した「平成23年度恩智川東排水区第11工区下水道工事」。直径1.8mの下水道の本管を推進工法を用いて約130mにわたって敷設する。2億2277万円の予定価格に対して、浅沼組・龍華土建工業JV(共同企業体)が1億8598万円で落札した。

 当初の工期は、11年9月から12年3月まで。その後、工期を変更したが、12年7月31日までに完成する予定だった。

 ところが、地表から約10mの深さを掘進していた掘削機が12年5月16日、発進たて坑から約20mの位置で停止した。磁気探査で障害物に当たっていることはわかったものの、地下水位が高くて何が障害物となっているか特定できなかった。