天井板崩落事故のあった笹子トンネル上り線で接着系アンカーボルトの引き抜き抵抗力試験を実施した結果、約10%で安全率1を下回るほど抵抗力が低下していたことが明らかになった。2月1日に開催した国土交通省の「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」(委員長:今田徹・東京都立大学名誉教授)の第3回会合で、事故原因として注目が集まる接着系アンカーの引き抜き試験結果を初めて公表した。

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