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CM(コンストラクション・マネジメント)業務対象地区の位置図(資料:岩手県釜石市)
CM(コンストラクション・マネジメント)業務対象地区の位置図(資料:岩手県釜石市)

 岩手県釜石市は2月27日、沿岸部14地区を対象とした復興まちづくり事業のCM(コンストラクション・マネジメント)業務で公募型プロポーザルを実施し、建設技術研究所・URリンケージJVを最優秀提案者に選んだ。岩手県内で復興まちづくり業務のCMr(コンストラクション・マネジャー)を自治体が直接公募したのはこれが初めて。

 釜石市が採用したCM方式は、CMrが発注者支援を担うピュア型と呼ばれるものだ。宮城県女川町などで都市再生機構(UR)が実施するアットリスク型のCM方式と異なり、CMrが事業リスクを負わずに、設計や施工などの各段階で発注者側に立ってマネジメント業務を手掛ける。

 釜石市のCM業務の内容は、用地買収や設計・施工者選定などの発注者支援、盛り土材や工事用道路の確保のための調査・設計、復興交付金事業計画の管理などだ。業務規模は1億756万円。業務の履行期限は最長で6月28日まで。釜石市と建設技術研究所・URリンケージJVが協議のうえ、3月中旬をめどに契約する予定だ。

 CM業務の対象地区は、箱崎地区など沿岸部14地区で、合計約90haに上る。釜石市では、ほかに片岸・鵜住居地区など2地区をURに、室浜地区など3地区を岩手県土地開発公社にそれぞれ委託して復興まちづくりを進めている。

 CMr選定の公募型プロポーザルは、1月10日まで参加表明書を受け付けていた。参加表明書と企画提案書を提出したのは建設技術研究所・URリンケージJVだけだった。