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防潮堤にはCSGを採用、盛り土で被覆して植林

 防潮堤の構造には、ダム整備で実績が増えてきたCSG(Cemented Sand and Gravel)を採用する。構築したCSG堤を津波の波力に対抗する“芯”として、表面を盛り土で保護。植栽を施して保安林を再生し、景観や環境面での影響をなるべく抑える予定だ。CSGは、土砂とセメント、水を混合して製造するセメント系固化材。コンクリートに比べると強度面で劣るものの、コスト面や施工性で優れている。県内では、富士市の伝法沢川・横堀川調整地事業で採用している。

浜松市沿岸域に整備する防潮堤の構造のイメージ。防潮堤の天端幅は6m。高さを10mとすると堤防敷は約50mになる(資料:静岡県)
浜松市沿岸域に整備する防潮堤の構造のイメージ。防潮堤の天端幅は6m。高さを10mとすると堤防敷は約50mになる(資料:静岡県)

「天竜川~馬込川ブロック」と「中田島砂丘ブロック」の横断イメージ図。できるだけ保安林区域内に建設する(資料:静岡県)
「天竜川~馬込川ブロック」と「中田島砂丘ブロック」の横断イメージ図。できるだけ保安林区域内に建設する(資料:静岡県)

「凧上げ会場~浜名バイパスブロック」と「浜名バイパス~今切口ブロック」の横断イメージ図。後者については、浜名バイパスを挟んで海岸側に設けるか、内陸側に設けるか、検討中だ(資料:静岡県)
「凧上げ会場~浜名バイパスブロック」と「浜名バイパス~今切口ブロック」の横断イメージ図。後者については、浜名バイパスを挟んで海岸側に設けるか、内陸側に設けるか、検討中だ(資料:静岡県)

CSGを採用して進む静岡県富士市の伝法沢川・横堀川調整地事業。表面をコンクリートで保護している。浜松市沿岸域に整備する防潮堤では、表面を盛り土で被覆して樹木を植えるので、丘のような景観になるイメージだ。2011年10月撮影(写真:静岡県富士土木事務所)
CSGを採用して進む静岡県富士市の伝法沢川・横堀川調整地事業。表面をコンクリートで保護している。浜松市沿岸域に整備する防潮堤では、表面を盛り土で被覆して樹木を植えるので、丘のような景観になるイメージだ。2011年10月撮影(写真:静岡県富士土木事務所)