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10年後には22cmの地盤沈下量

 さらに、浦安市は長期的な沈下量も予測。浸透流解析の結果に応じて解析したところ、5年後には18cm、10年後には22cmの地盤沈下量になることが判明した。

■圧密解析結果の経年変化図
(資料:浦安市)
(資料:浦安市)

■5年後の沈下量のコンター図
(資料:浦安市)
(資料:浦安市)

■10年後の沈下量のコンター図
(資料:浦安市)
(資料:浦安市)

 東日本大震災で液状化被害に遭った自治体は、戸建て住宅に人が住んでいる状態で、道路と宅地を一体的にして進められる液状化対策の確立に向けて検証してきた。

 茨城県潮来市のように、地下水位を少し低下させるだけで液状化を防止できるとして、道路と宅地に対して地下水位低下工法の採用を決めた自治体もある。浦安市は今後、対象となる1万5000世帯に対して、自治会ごとに住民説明会を開催し、格子状地中壁工法への理解を求める。