PR

保全担当要員を3割強増

 3カ年計画の肝となるのが、点検業務の一部を自社に移管することと、それに伴う組織の抜本的見直しだ。

 高速道路の現場で維持管理に携わる保全サービスセンターの保全担当要員を、内部異動やグループ会社からの出向などで、現状の約330人から3割強増やして約450人にする。中日本高速はこれまで、点検や補修をグループ会社に外注していた。全てを自社に移管するわけではないが、現場の人員を増やして内部の点検体制を強化するほか、点検から維持補修までのマネジメントにも力を入れる。

 組織の改編や強化、人材育成などに掛かる費用については、3カ年計画で明らかにしていない。

3カ年計画の具体的な取り組み
(1)安全を最優先とする企業文化の構築
 ・安全への意識改革
 ・安全に対するグループ内の連携、コミュニケーションの強化
(2)構造物の経年劣化や潜在的リスクに対応した業務プロセスの見直し
 ・PDCAサイクルの再構築
 ・構造物の経年劣化や潜在的リスクに対応した要領やマニュアルの見直し
 ・点検、補修技術の承継や高度化
(3)安全管理体制の確立
 ・社内の安全管理体制の強化
 ・有識者委員会への報告と検証
(4)体系化された安全教育を含む人材育成
 ・安全管理に関する技術力の向上
 ・自ら考え安全を優先する人材の育成
 ・社員のモチベーションの向上
(5)安全性向上に向けた事業計画
(資料:中日本高速道路会社)