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遺族らとの訴訟が開始

 一方、笹子事故の犠牲者の遺族らが中心となって、事故の責任の所在を明らかにする動きも活発化してきた。

 7月29日には、笹子事故の遺族10人が中日本高速などに、総額約8億9600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が横浜地方裁判所であった。

 中日本高速は、トンネルが通常備えるべき安全性を欠いていて他人に損害を与えたとする「工作物責任」を認める一方で、賠償額などについては司法の判断に委ねる。

 訴訟では、中日本高速や保守・点検を担っていた中日本ハイウェイ・エンジニアリング(新宿区)などに、点検や管理体制で過失責任があったのかどうかが注目されている。