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 9月5日午前8時35分ごろ、東京電力福島第一原子力発電所の3号機原子炉建屋で、がれきの撤去作業に使用している600t吊りクローラークレーンのジブ(腕の部分)が倒れる事故があった。東京電力によると、けが人や周辺設備の損傷はなかった模様だ。

 東京電力によると同日の作業開始前に、クレーンのジブが前方に伏せていく様子が監視モニターに映し出された。クレーンの状態を確認したところ、主マストとジブの接合部材が損傷していることが分かったが、原因は調査中だ。倒れたクレーンは、別のクレーンで吊り上げて旋回し、ジブの先端部と吊フックを3号機廃棄物処理建屋の西側に移動させた。

クレーンの概要と、接合部材に見つかった亀裂(資料:東京電力)
クレーンの概要と、接合部材に見つかった亀裂(資料:東京電力)

亀裂が見つかった箇所の拡大写真(写真:東京電力)
亀裂が見つかった箇所の拡大写真(写真:東京電力)

クレーンのジブが倒れた位置は3号機原子炉建屋の脇(資料:東京電力)
クレーンのジブが倒れた位置は3号機原子炉建屋の脇(資料:東京電力)