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 日本電業工作(東京都千代田区)は、風速計とマグネットセンサーを組み合わせた「風速・足場倒壊監視システム」を開発した。現場に出向いて風速や足場の状況を確認しなくても、現場に生じた強風や足場のずれなどを把握できる。既に工事現場で、動作確認を済ませている。

 開発したシステムでは、風速計とマグネットセンサーを足場の上部に設置する。測定したデータや異状時の警報を、SMS(ショート・メッセージ・サービス)を利用して管理者の携帯電話に送る。

足場上部などに設置する風速センサーと太陽光発電パネル(写真:日本電業工作)
足場上部などに設置する風速センサーと太陽光発電パネル(写真:日本電業工作)

足場と構造物に設置するマグネットセンサー(写真:日本電業工作)
足場と構造物に設置するマグネットセンサー(写真:日本電業工作)

 風速計での測定結果は、定刻には平均風速を、設定した風速を超えた場合には警報を、それぞれ送信する。マグネットセンサーは、足場上部と構造物との間に設置して、その間に発生したずれを検知。警報を発信する。足場の異状を管理者にいち早く伝え、足場倒壊の危険を回避する。

 システムに必要な電力は太陽光発電パネルで賄う。バッテリーを装備しており、3日間日照がなくても作動する。システム価格は10万~20万円だ。