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 大林組は、建設現場で落雷の危険性をいち早く判定して通知する落雷警報システム「カミナリウォッチャー」を開発した。センサーを現場に設置して上空の雷雲を監視し、前兆無しに落ちてくる雷を判定する点が大きな特徴だ。

■カミナリウォッチャーの概要
(資料:大林組)
(資料:大林組)

 これまで、現場の落雷を監視する一般的な方法は、インターネットから雷の危険度に関する情報を収集して判断する以外になかった。また評価方法は、周囲の落雷情報から、接近する落雷の可能性を評価するのが主流だった。

 開発したシステムは、遠隔地の観測データに頼らず、現場に二つのセンサーを置いて現場付近をリアルタイムで観測する。

 落雷センサーで遠方の落雷頻度を、雷雲センサーで直上の雷雲をそれぞれ検出。さらに、気象庁から降雨を伴う雲の位置や上空の風向きなどを取得する。これらの情報を組み合わせて解析処理し、現場での落雷の危険度を評価する。