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 10月16日に関東地方に接近した台風26号で、気象庁の観測史上最高となる24時間雨量824mmを記録した伊豆大島では土砂災害による死者・行方不明者が53人に達するなど、甚大な被害が発生した。総務省消防庁が17日正午に発表した被害状況では、伊豆大島以外を含めて死者が18人、行方不明者が42人に及んだほか、34棟の家屋が全壊、162棟が床上浸水した。

多数の住宅をのみ込んだ東京都大島町元町の土砂災害。2013年10月16日撮影(写真:アジア航測)
多数の住宅をのみ込んだ東京都大島町元町の土砂災害。2013年10月16日撮影(写真:アジア航測)

 東京都大島町で発生した土砂災害で、17日午後2時までに男女18人が遺体で発見されたほか、35人が行方不明となっている。東京都総務局によれば、遺体が発見された大島町元町で斜面が崩壊したとみられるが、土石流が発生したのかなど詳細は17日午後4時の時点で調査中だ。

 この土砂災害によって被害を受けたとみられる範囲は約114haに及び、この区域内に家屋などが283戸あったことが分かっている。このうち、約30棟の全壊や半壊を17日午前10時までに確認した。

土砂災害に遭った元町を北側から見る。奥に見えるのが大島の中央に位置する三原山。2013年10月16日撮影(写真:アジア航測)
土砂災害に遭った元町を北側から見る。奥に見えるのが大島の中央に位置する三原山。2013年10月16日撮影(写真:アジア航測)