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 大林組は10月17日、インドネシアで進む大量高速交通システム(MRT)建設事業で、ジャカルタ市内の地上工区を同社JVが受注したと発表した。発注者は同国の鉄道事業者であるジャカルタMRT。受注工事の名称は「ジャカルタ都市高速鉄道プロジェクト(第1期)」の地上区間「CP103工区」で、設計業務と建設工事を含む。

 大林組は、この工事を清水建設および地元建設会社であるジャヤ・コンストラクシとで構成するJVで受注。同JVの請負金額は約100億円で、工期は2013年10月~18年6月の予定だ。同JVは大林組をスポンサーとし、構成比率は同社と清水建設がそれぞれ40%、ジャヤ・コンストラクシが20%。「CP103工区」の主な工事内容は、上下2線のPC高架橋、地上駅4駅、変電所(変電設備を除く建屋のみ)などの建設。高架橋は延長約3.8kmで橋幅9.5m、標準スパン長36.7m、橋脚高6.5~12.5mといった仕様だ。

「CP103工区」は全区間が地上部。上の画像は、高架橋部分のイメージ(資料:大林組)
「CP103工区」は全区間が地上部。上の画像は、高架橋部分のイメージ(資料:大林組)

地上駅部分のイメージ(資料:大林組)
地上駅部分のイメージ(資料:大林組)

 このプロジェクトは、同市を中心とする首都圏の交通渋滞緩和を目的として、市南部の郊外から市中心部までの約15.7kmを結ぶMRT建設の一部。日本の円借款を活用して進められている事業であり、同国初の地下路線建設を含むことで注目を浴びている。大林組は13年5月に清水建設をスポンサーとするJVで、地下路線部の一部である「CP104工区」(延長約1.8km、JV請負金額約95億円)および「CP105工区」(同約2.1km、約100億円)を受注している。これらを含めて同社トータルの受注実績としては、「CP103工区」が3工区目となる。