PR

 鹿島は建設現場が排出するCO2の削減量をイントラネット上で管理するツール「現場deエコ」を開発した。各現場で使う資材や建機などの種類、数量を入力し、それらを変更することで現場全体のCO2排出量がどの程度減るのかを推計できる。排出量のデータは、同社が過去の建設現場で得た実測値に基づいている。

現場deエコの画面イメージ(資料:鹿島)
現場deエコの画面イメージ(資料:鹿島)

 このツールを使えば、例えば現場の仮設照明をLED化するとCO2排出量をどの程度減らせるのかを事前に把握できる。社内のイントラネットにアクセスできる環境なら、場所を問わず使える。

 今後さらに、このツールを活用して削減したCO2排出量の実測値を記録したデータベースを構築し、工事規模や建設する構造物種別などに応じた削減目標を設定できるようにする考えだ。

 2013年8月に、国内の建築工事現場を対象としてツールの使用を開始した。今後は土木工事現場のCO2排出量の実測値を蓄積して、土木版の現場deエコの実用化を図る。

現場deエコを開発するベースとなった「CO2排出量算定システム」の画面イメージ。CO2削減の様々な工夫の効果を定量的に把握できる(資料:鹿島)
現場deエコを開発するベースとなった「CO2排出量算定システム」の画面イメージ。CO2削減の様々な工夫の効果を定量的に把握できる(資料:鹿島)