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 14号松原線の喜連瓜破(きれうりわり)付近と3号神戸線の京橋付近では、径間中央を剛結していないヒンジ構造の橋梁を連続構造の橋梁に架け替える。設計時の想定以上に変形が生じたからだ。現在は外ケーブルで緊張して変形の進行を抑制しているが、再進行の恐れがある。そのため構造形式を変更する。

14号松原線の喜連瓜破付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)
14号松原線の喜連瓜破付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)

 15号堺線の湊町付近では、基礎を取り替える。構造物が地下街の真上に位置するので鋼製フーチングを採用したが、地下水位の上昇でフーチングの腐食が進んだ。腐食しにくいコンクリート製に取り替える。

15号堺線の湊町付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)
15号堺線の湊町付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)

旧基準のRC床版をPC床版に

 また、1973年以前の基準で設計した鉄筋コンクリート(RC)床版は、プレストレスト・コンクリート(PC)床版に取り替える。床版の下面を鋼板で補強したものの、ひび割れの進行を食い止められず、床版コンクリートの流動化で陥没した箇所もある。1号環状線の湊町―本町間と11号池田線の福島―塚本間、12号守口線の南森町―長柄(ながら)間、15号堺線の芦原―住之江間の4区間で実施する。

12号守口線の南森町付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)
12号守口線の南森町付近の損傷状況(資料:阪神高速道路会社)