踏切での渋滞を解消するために、鉄道をまたぐ約290mのこ線橋を、わずか1年間で建設する。短期間で立体交差にする工法が相次いで開発されているなか、実際の工事で使用する先行事例だ。約10年後に鉄道が地下化されるまでの仮設橋で、架設期間は従来工法の半分で済むうえ、コストも大幅に削減できた。写真に見える橋の端部は、プレストレスト・コンクリート製のプレキャストブロックを連結して造った基礎の上にコンクリートを打設して施工した。主要な工事は夜間に実施。橋の下部と上部を同時に施工して工期を短縮した。

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