2003年3月21日、鵜飼のシーズンを前に、その開催地である長良川を渡る橋が完成した。その名も「鵜飼い大橋」。長さは469m。いつも水が流れている河川部分は斜張橋、河原の部分は鋼桁橋という構成だ。斜張橋はユニークなデザインをしている。高さ60mの主塔は左岸の陸上にあり、75度の角度で傾いて立つ。主塔から伸びるケーブルの張り方にも特徴がある。斜張橋は通常、主塔の両側に橋の中心線と平行にケーブルを張る。ところが、この橋のケーブルは3方向に伸びる。河川側は通常の張り方だが、陸側のケーブルが橋の外側へと2方向に張ってあるからだ。しかも、そのケーブルがひねってある。

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