PR

 埼玉県所沢市に、東京都民の重要な水がめがある。地元では狭山湖の名で親しまれている山口貯水池だ。2002年11月、堤体を耐震補強する工事が終わった。1934年に当時の東京市が完成させた山口貯水池の堤体は、土を盛り立てて築いたアースフィルダム。約2000万m3という貯水量は、1230万人の都民が使う水4日分に相当する。堤体補強のきっかけは、95年に発生した阪神大震災だった。震災直後の調査で、マグニチュード7クラスの地震が起きると、堤体が損傷を受けかねないことがわかった。都民の大切な水がめであるうえ、すぐ下流まで宅地が迫っていることから、東京都は耐震補強を決めた。堤体の高さは変わらないが、底面の長さは盛り土によって100mも広くなった。

この記事は有料会員限定です

春割キャンペーン開催中!
>>詳しくは

日経クロステック有料会員になると…

専門雑誌7誌の記事が読み放題
注目テーマのデジタルムックが読める
雑誌PDFを月100pダウンロード


日経クロステックからのお薦め

【春割開催中】日経電子版とセットで2カ月無料!
日経BP総研の問い合わせフォーム

企業価値を高めたいとお悩みなら

日経BP 総合研究所がお話を承ります。ESG/SDGs対応から調査、情報開示まで、お気軽にお問い合わせください。

ブランド強化、認知度向上、エンゲージメント強化、社内啓蒙、新規事業創出…。各種の戦略・施策立案をご支援します。詳細は下のリンクから。

日経BP総研の問い合わせフォームへ行く

日経BPで働きませんか

日経BPで働きませんか

「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。

日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。

Webシステムの開発・運用(医療事業分野)

システム開発エンジニア(自社データを活用した事業・DX推進)

システム開発エンジニア(契約管理・課金決済システム/ECサイト)