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源兵衛川

 ごみ捨て場と化した農業用水路は1991年から98年にかけて、地域住民の先導で再生した。親水公園として楽しみながら美しさを保つため、NPO(非営利組織)や住民が積極的に活動。かつての「水の都」が復活しつつある。用水源である三島市立公園「楽寿園」の湧水の減水による環境の悪化に危機感を抱いた地域住民が「源兵衛川の原風景を取り戻したい」と、親水公園化計画を提案。静岡県が整備した。対象は、楽寿園から市街地を流れる源兵衛川を経て温水池に至るまでの約1.5km。生態系、周囲の状況、河川の利用状況などを調査したうえ、全体を八つのゾーンに分け、それぞれの特性を生かした水辺空間をつくり、「都市と農村を結ぶ水の道」とした。写真は、第2ゾーンの「水の散歩道」。

  • 名称:県営水環境整備事業三島中部地区
  • 場所:静岡県三島市泉町~富田町
  • 発注者:静岡県東部農林事務所
  • 設計者:都市環境開発センター(総合監修)、地域環境プランナーズ(企画・調査)、アトリエ鯨、アトリエ胡、あとりえ・あんと、アトリエ福、熊建築事務所(設計)
  • 施工者:大昭和住宅、本州緑化、理研グリーン、ローマンセメント研究所、クラフト企画コブル、泰草陶房、AIM、富士急建設、富士見物産ほか
  • 工期:1991年10月~98年3月
  • 総事業費:14億3310万円

より詳しい情報は「日経コンストラクション2004年9月24日号」に掲載されています。