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世の中、100年に一度の大恐慌などとも言われる経済情勢になり、身の回りでも

「経費節減」や「製品が売れてない」といった暗い話をよく耳にします。


その一方で、これまでになかったようなビジネスも、少しずつ姿を現しつつあるようです。

昨年末と今年、石油会社から相次いで発表されたプレスリリースもその一つかもしれません。


昭和シェル石油コスモ石油が、神奈川県内のガソリンスタンドに、


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



電気自動車用の急速充電器



を試験設置するというニュースです。


コスモ石油のプレスリリースによると、神奈川県では地球温暖化の防止や都市環境改善などに取り組んでおり、

2010年度までに急速充電器を30基設置、2014年度までに電気自動車を県内3000台まで普及させるという

目標を掲げているとのこと。


同社もこの取り組みに賛同し、社会や消費者のニーズを捉えるため、県内3カ所のガソリンスタンドに

急速充電器の試験設置を決めたそうです。




神奈川県内のガソリンスタンドへの電気自動車用の急速充電器の試験設置を報じる昭和シェル石油(上)とコスモ石油(下)のホームページ

普通に考えれば、電気自動車はガソリン車のライバルとも言える存在ですから、

わざわざ“利敵行為”のようなことはしなくてもいいのでは、と思います。


しかし、今年は電気自動車が本格的に発売される年であり、うかうかしていると「充電ビジネス」を

他の業種に取られてしまうリスクもありますので、消費者ニーズの把握は重要なことでしょう。


電気自動車ユーザーの通り道である道路を主戦場として手がける道路会社など、建設業にとっても

この動きは無視できません。


厳重な保安施設が必要な石油と違って、急速充電器は手軽に設置できますので



パーキングメーターに併設



するといったことも、できるのではないでしょうか。


これまでの建設業は、道路やビルなどの「施設」を作ることだけをビジネスとしてとらえがちでしたが、

これからは、完成した施設の利用者が落とすおカネもターゲットにすべきでしょう。


道路というフィールドを最もよく理解している建設会社だからこそできる電気自動車ビジネスを

考えてみたいですね。