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最近、映画業界などを対象にした展示会で、「4K」という言葉をよく耳にするようになりました。

デジタル式の映写機などの画質を表すものです。4Kとはスクリーンの横方向に約4000個の

細かさで画素が並んでいる高解像度の画質を意味します。


映画館で使えるくらいの画質なので、データ量も半端ではないことが容易に想像できますね。

ところが、このほどとんでもない実験が成功しました。


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



4K画質で日米間テレビ会議



が行われたのです。


東京、サンディエゴ、およびシカゴを10Gbps(ギガビット/秒)のIPネットワークで結び、4Kカメラ映像を用いて

多地点テレビ会議を実演することに世界で初めて成功したというものです。


この実験は、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構と日本電信電話に、カリフォルニア大学

サンディエゴ校とイリノイ大学シカゴ校が協力し、12月8日~10日に米国サンディエゴで開催された CineGrid

ワークショップ実験で行われたものです。


4K超高精細映像による多地点テレビ会議実験の概要(以下の画像:慶応義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構のプレスリリースより)


4K超高精細映像による多地点テレビ会議実験の模様


4K/2K混在多地点通信を可能にする階層符号化技術

また、普通のビデオ映像は、毎秒約30コマのスピードですが、この実験ではその2倍となる

毎秒60フレームの動画が使われたそうです。


この技術を使うと、スポーツやコンサートなどの動きの速い映像を各地の映画館で見たり、

より臨場感のあるテレビ会議なども可能になるとのこと。


建設業もこの技術は無視できませんよ。というのも、



大判図面を使ったテレビ会議



にもきっと役立つシステムだからです。


国内の建設市場に成長が望みにくい一方、海外では大規模な建設プロジェクトがどんどん行われ

ています。これからは建設業の国際展開も本格的になってくるでしょう。


そのとき、出先の事務所にすべての技術者を配置するのはもったいないですから、必然的に

現場と本社の分業が行われるでしょう。


4K画質なら、あたかも現地に行ったかのように、技術者図面の細かいところまでの情報を

共有しながら、リアルにテレビ会議ができます。


海外プロジェクトに限らず、このシステムは、建設業における「テレワークマシン」としても

大いに役立ちそうですね。