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国土交通省では1997年に「建設CALS/ECアクションプログラム」を公表し、以後2回、バージョン

アップを行っています。


これまでは、土木工事や設計業務が中心でしたが、今年3月にバージョンアップされ、発表され

る予定の「CALS/ECアクションプログラム2008」では、


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



建築分野のBIM



も加わりそうです。



1月9日に開催された第1回国土交通省CALS/EC推進本部幹事会の会議資料「国土交通省CALS/EC

アクションプログラム2008(素案)について」
に掲げられた目標3の実施項目に「3次元データを活用した

モデル設計・施工の実施」が取り上げられ、対象部局名に「官庁営繕部」も明記されているからです。


国土交通省CALS/EC推進本部幹事会の資料が掲載されている国土交通省の「CALS/EC」ホームページ


目標3の実施項目「3次元データを活用したモデル設計・施工の実施」の欄には「官庁営繕部」の名前が記載されていた
(画像:
会議資料「国土交通省CALS/ECアクションプログラム2008(素案)について」より


これまでのCALS/ECアクションプログラムと、次期プログラムが大きく異なるのは、



「生産性の向上」



というテーマが全面に押し出されたことです。


基本方針には、「これまでのCALS/ECアクションプログラムの成果を踏まえ、工事生産性の向上(コスト削減、

スピードアップ化)、維持管理の効率化、透明性の確保を図る観点から、次の6つの重点分野において、ICT

技術を活用した建設生産システム(社会資本監理システム)を構築する」と明記されています。


3次元モデルの活用以外にも、「情報化施工による工事の一層の品質向上とコスト縮減及びスピードアッ

プ化」や「工事成果の完全電子納品化、電子検査の実現、紙・電子の二重納品の解消」というように、

受注者の不便解消にも役立ちそうな項目が並んでいます。


これまでのCALS/ECでは、土木業界でのCAD活用を促進したり、電子入札を実現したりと、個別システム

の開発と導入が行われてきましたが、いろいろ本来の理念である生産性向上に向けて動き始めそうです。