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企画から基本、詳細設計と建物の3次元モデルを使って効率的に業務を進める

「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」の導入が、日本でも昨年あたりから

少しずつ、始まっているようです。


先日(1/23)、東京・飯田橋で開かれた建築3次元CAD「Revit」のユーザー会である

RUG主催の「第5回BIMミーティング」には、これまで最多の約160人もの参加者が集まりました。


RUGでは、昨年10月に建築確認申請などに使われる100分の1縮尺程度の「基本図」

や仕上げ表などをBIMによって作成するガイドラインを公表しましたが、今年はその上流、

下流にあたる



企画図と詳細図



のガイドラインを作成することになったのです。


これまで、BIMによる設計というと、日本では四角い、ごく一般的な建物の事例が多かったのですが、

企画図ガイドラインでは建物外形を伸ばしたり、ひねったりして、自由に造形できる「マス」という、

あまり知られていない機能を駆使して、海外のような自由度の高いデザインも可能なるようです。


RUGでは今年、従来の基本図に加えて、「企画図」、「詳細図」のガイドラインを整備することになった。「BIMパーツ供給の具現化」も見逃せません


建材、設備のCAD部品データを提供するWEBサイト「MediaPress-Net」では、Revit用のBIMパーツを約200点、ダウンロードできるようになっていた(画像:MediaPress-Netのホームページより)

1/23に開催された第5回BIMミーティングには、過去最高の約160人が詰めかけた

ところで、BIMだと一つの建物モデルから、平面図、立面図、平面図などの図面や仕上げ表、

建具表などの集計、さらに構造解析やエネルギー解析など、様々な処理ができるので今後、

設計、施工の生産性が飛躍的に向上することが期待されていますが、ネックもあります。


それは、建具や空調、照明設備などの3次元部品、すなわち「BIMパーツ」が用意されて

いないと、それを作成するためにとんでもなく手間がかかってしまうことです。


そのため、RUGでは今年度の取り組みとして「BIMパーツ供給の具現化」という項目も

盛り込んでいます。1回の手間で、メーカーさんなどがBIMパーツを作ってくれたら、

あとは何千回、何万回、いや無限に設計者の手間が省けますからね。


ところが、すでにその動きは始まっていたのです。

建材、設備のCAD部品を提供しているWEBサイト「MediaPress-Net」では、


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



Revit用BIMパーツ



をダウンロードできるようになっていたのです。


部材データをパーツとしてユーザーに提供しようという動きは、CAD以外でも熱流体解析(CFD)

の分野でも計画されています。


ユーザーとしては、一つのBIMパーツからいろいろなCADや解析ソフトで幅広く使えるようにして

もらえるとありがたいですし、メーカー側も「ひと手間」で多くのニーズにこたえられると便利です。


今後、いろいろな機能を統合した「BIMパーツ」を意匠、構造、設備の関係者が集まって

開発していってもらいたいですね。