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米国でオバマ新政権がスタートし、“CHANGE!”というキーワードはいろいろなところで

耳にするようになりました。それは、日本の建築家、設計者も例外ではありません。


このほど、ハンガリーに本社を置くグラフィソフト社の新社長、ビクター・バルコニさんが来日し、

日本の建築家に対して発したメッセージは、


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



「変わる勇気を持て!」




という勇ましいものだったのです。


日本でもようやく3次元CADを使って建物を設計する「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」

の活用が始まりつつありますが、バルコニさんは「欧米に比べて日本は5年、遅れている」と手厳しく

指摘します。


「2次元CADから3次元CADに乗り換えるためには、最初の数カ月は辛抱が必要だが、それを

乗り越えると生産性はぐんぐん伸びる。だから、日本の建築家も恐れずにチャレンジしてほしい」

と、エールを送ったのでした。


老舗BIMソフト「ARCHICAD」最新版のパッケージを手にするグラフィソフト本社社長のビクター・バルコニさん

そこで、私は日本の建築業界でもBIM用3次元CADの習得がスピードアップされていることを

知ってもらうため、今や初心者でも数日で基本的な建物のモデリングがマスターする時代に

なっていると説明しました。


すると、彼曰く。


「9歳の息子がARCHICADで遊びたいというので、私は基本的な操作方法を教えた後、

風呂に入った。1時間半後、風呂から出てきた私に息子は、



屋根の作り方を教えて



と聞いてきた」というのです。


つまり、彼の息子さんは、9歳にしてわずか1時間半の間に3階建ての家の3次元モデルを

屋根以外、作ってしまったというわけです。


さすが、BIMソフトの老舗メーカー社長になるお父さんを持った息子さんは違いますね。

バルコニさんは、プログラマーとして1992年に同社に入社し、以来、14回のバージョン

アップを担当してきたバリバリのエンジニアです。


既に詳細設計用3次元CADの「Tekla Structures」と連携したように、今後もARCHICADと

他ソフトの連携をどんどん進めて行く方針だそうです。CADを知り尽くしたエンジニア出身

の新社長だけに、今後、どんなBIM戦略が登場するのか要注目ですね。