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ロボット関連の展示会やイベントなどでは、人間と会話したり、二足歩行したりするロボット

が活躍し、最近はビルやマンションでも清掃用や警備用のロボットが動いているところもあります。


少子高齢化が進む日本では、ロボットをオフィスワーカーとして位置づけ、

積極的に活用していくことも予想されますね。


安川電機と清水建設は、次世代に向けた「スマートロボティクスビル」構想、つまり



ロボットが働くビル



づくりに必要な要素技術を共同開発しています。


清水建設のインフラ技術と、安川電機のロボット技術を組み合わせ、ロボットが受付や案内、搬送、

清掃、警備など、ビル内でのいろいろな仕事を行いやすい環境を作るため、このほど両社に「スマート

ショールーム」という施設を設け、実証実験を行ってきました。

 
ビルの入り口で出迎える案内ロボット「SmartGuide」(左)。頭部のプロジェクターを使ってショールームで説明(右)(以下の画像:清水建設のプレスリリースより)


「スマートショールーム」の概要図


「スマートロボティクスビル」構想イメージ図

ショールームの入り口では、来客を出迎えてから展示物の説明、さらに見送りまでを「SmartGuide(スマート

ガイド)」というロボットが行います。


ここでポイントはビルのインフラとロボットが連携していることです。来場者をビルのインフラ が検知し、

ロボットはインフラからの情報をもとに、音声や頭部に搭載したプロジェクターで説明や来客者に応じ

た案内サービスを行う、といった具合です。


ロボットは



“体重”90kg



で、時速3.6kmで動きます。連続稼働時間は4時間。インフラとの通信は無線LANを通じて行います。


次は、ロボットによる受付誘導(スマートエスコート)や、ロボットによるオフィス内の荷物搬送(スマート

デリバリ)など順次実証していくとのこと。


清水建設は昨年末に、ICタグで来場者を追跡し、セキュリティ管理を行うシステムを発表していますが、

こうしたビルのインフラは今後、エネルギー管理や人とロボットとの共存といった広い分野まで

拡張されていくことが予想されます。


ますます、ビルは“設備リッチ”になっていく傾向がありますね。こうした流れの中で、建設業としていか

にビジネスを展開していくかという経営戦略が重要になりそうです。