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カラー舗装のパターンを決めるに当たっては、大橋JCTの内部を3次元で忠実にモデル化し、舗装の色やパターンを変えながら被験者がハンドルを握って走行のしやすさや、運転時の感覚などを実物そっくりのバーチャルリアリティ画像を見ながら検証したそうです。

その結果、同じパターンばかりだと単調に感じてしまうため、楕円形のカーブの急なところ、ゆるいところなどでパターンを変えたり、案内標識の設置位置を調整したりしたそうです。

完成後の使い勝手を事前に確かめながら、標識や舗装の細部まで設計を練り込んでいくのは、土木における


フロントローディング


と言えそうですね。

ちなみに、カラー舗装の部分は、滑り止め舗装となっており、大橋JCT内部の制限速度は時速40kmとのことです。2010年3月に開通するそうですので、来年はどんな走行感覚なのかを実物で確かめてみたいですね。