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9月9日の18時から48時間にわたって行われたインターネット上の仮想設計コンペ「Build Live Tokyo 2009 II」には、大手ゼネコンや設備工事会社、建築設計事務所、ソフトベンダーを中心とする7チームが参加し、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)の最先端の技を競いました。

48時間という短時間にもかかわらず、

 

よくぞここまで設計

 

したと驚くようなCGや動画、プレゼンボードなど、作品の数々が主催者のサーバーに提出されたのです。

9月17日に都内某所でこれらの作品に対する審査が行われました。下に各チーム2点ずつのパースを掲載しましたが、これらはごく一部にすぎません。

神奈川県川崎市に実在するマンションの建て替え工事というテーマに対して、建物を3次元CADで設計するのはもはや当たり前。景観や気流などの環境的シミュレーションや、構造の動的解析、セキュリティー面の検討、仮設や施工手順のシミュレーション、そして水害や火災など災害時の避難や周辺の交通渋滞解析まで、最終的な設計が決まるまでに行われた検討はとてもひと言では語り尽くせないものです。

Build Live Tokyo審査会の様子。3台の大型モニターを使って設計過程に行った検討や解析も表示しながら審査した(写真:日経BP社)

設計の最終結果には表れない施工手順の検討など、途中の作業内容も考慮して審査された(写真:日経BP社)

チーム「48」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)
チーム「F8W16」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)

チーム「スカンクワークス」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)
チーム「すとりーむ」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)

チーム「TEAM-S」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)
チーム「T's Kitchin」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)

チーム「V_Spec」の作品
(画像:Build Live Tokyo 2009 IIのサイトから)

設計の最終結果だけでなく、コンペの途中に各チームから主催者のサーバーに提出された設計過程の検討結果なども含めて、審査が行われました。その内容は、アメリカ建築家協会(AIA)などで発表された先進事例に比べても、全く、ひけをとらないものでした。

日本人は昔から、海外の技術を導入して、その使い方を改良するのが得意と言われてきましたが、建築分野における3次元CADやBIMの活用についても、例外ではなさそうですね。

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