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今回の建設IT注目情報 ~YKK AP「電池錠 ピタットキー」~

 昨年の夏、マイカーをハイブリッドカーに買い換えました。最初に戸惑ったのは、エンジンをスタートさせるときに、キーを差し込む場所が見つからないことでした。

 実は、キーを差し込む必要はありませんでした。クルマとキーは無線でキーの情報をやり取りし、キーを車内に持ち込んでスタートボタンを押せばエンジンが始動する仕組みになっていたのです。

 住宅の玄関錠でも、クルマと同様にカードなどを近づけるだけで開くタイプのものがいろいろと製品化されています。

 YKK APが発売している戸建て住宅の玄関ドア用「電池錠 カードキー」もその一つですが、2月1日には、さらに進化した新製品が登場することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
 
直径10mmの円形シール
 
を何でも好きなものに張り付けて、自分用の鍵にできる製品なのです。

 「電池錠 ピタットキー」というもので、シールにはICチップを搭載し、裏側のはく離紙をはがして、ケータイやクルマの鍵などに張り付けることができます。あなたは、何に張りたいですか?

 玄関に取り付ける施錠装置は単3型アルカリ乾電池4本で約1年間、作動します。玄関の室内側に電池ボックスがあり、電池交換が必要になった場合には交換ランプが点滅し、アラーム音で知らせてくれるようになっています。

 万一、電池切れになった場合も、通常の鍵で開けることが可能です。

玄関ドア用「電池錠 ピタットキー」には、カード状の鍵(上段左)と今回取り上げた直径10mmの円形シールの鍵(上段右)がある。下段はシール状の鍵をクルマのキーやケータイに張り付けた例(写真:YKK AP)

 小さなシール一つで玄関を解錠できるのは便利そうです。無くしたときにはちょっと心配な気がしますが、セキュリティーは従来の鍵よりしっかりしていそうです。