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今回の建設IT注目情報 ~大林組技術研究所「RFIDによる入退管理・省エネシステム」~

 まばらにしか人がいないのに、オフィス全体で均一に照明や冷暖房をつけるのは、エネルギーの無駄遣いですね。

 そこで、2010年秋に東京都清瀬市に完成予定の大林組技術研究所の新本館では、RFIDタグ(ICタグ)を活用した省エネシステムを導入することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
 
着席すると個人認証
 
を行い、席ごとに空調や照明を自動制御してくれるのです。

 社員が胸に付けている社員証にはRFIDタグが組み込んであり、各自の机には狭い範囲で電界を発生させる「小型トリガユニット」が取り付けてあります。

 RFIDタグは、この電界内に入ると、社員個人の情報を電波で発信します。それを机の脇に設置した「RFIDアンテナ」がキャッチし、中央監視システムでは着席したことを確認。空調や照明のスイッチが自動的に入る仕組みです。

 また、RFIDタグはオフィスの入退管理にも使い、オフィス出入り口のゲートを通るときにはカードリーダーにかざすことなく、ハンズフリーで通過できます。これらのシステムは、NECが開発しました。

大林組技術研究所の新本館で採用するRFIDタグ活用の省エネシステム(資料:NEC)

RFIDタグを内蔵した社員証(写真:NEC)

 中央監視システムでは、エネルギー消費量データを収集し、個人や組織の単位での省エネ状況を見える化します。エネルギー消費が個人単位で集計されると、省エネへの関心もぐっと高まりそうですね。さらに、このシステムは、拡張性を秘めています。