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今回の建設IT注目情報 ~福井コンピュータ「あずかるて」~

 長期優良住宅では住宅履歴情報を30年間保管することが義務づけられています。また、建設業法の改正で、住宅の営業図書は10年間保管することが義務づけられました。

 こうした動きに対応し、福井コンピュータは長期間にわたって書類のデジタルデータを保管するサービス「あずかるて」を、4月16日に開始することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 そのデータ保管料金は1棟当たり、
 
30年間で5万円
 
とリーズナブルなのです。

 このサービスは30年保管と10年保管の両方が含まれており、工務店などは、建物を施主に引き渡したとき、設計データなどを福井コンピュータのサーバーに登録します。工務店側は月々の利用料がかかります。しかし、住宅の所有者側には保管料金以外の費用はかかりません。

 これらのデータのうち、10年保管対象のデータは、同社の運用サーバーで保管し、30年保管対象のデータは第三者公的機関の住宅履歴専用サーバーに登録し、保管する仕組みです。

 住宅の所有者は、施主専用のウェブサイトを通じて、住宅履歴情報の活用と更新を行います。

 30年間という月日の流れの間には、住宅所有者が変わったり、工務店が倒産したりと、様々な出来事が起こることが予想されます。しかし、住宅履歴情報のデータが、そんなことに影響されず、サーバーでしっかりと保管され、どこからでも情報にアクセスできると安心ですね。

あずかるての運用イメージ(資料:福井コンピュータ)

住宅履歴情報のデータの流れ(資料:福井コンピュータ)

 住宅履歴情報管理の「クラウドコンピューティング」とも言えるサービスが実現したのは、全国各地でインターネットのブロードバンド網が利用できるようになったことが大きいでしょう。そして、クラウド化の流れは、工務店や建築設計事務所の業務用ツールの利用形態も変えそうです。