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今回の建設IT注目情報 ~日本ユニシス「スマートオアシス」~

 電気自動車やプラグインハイブリッド車は、燃費が安く、CO2排出量も少ないことで人気を呼んでいますが、弱点は1回の充電で100km前後しか走行できないことです。

 そのため、市内の配達や買い物などには便利でも、長距離のドライブとなるとかなりの困難さがありました。この不便を解消する動きが出てきました。

 日本ユニシスは中日本高速道路(NEXCO中日本)、高速道路関連社会貢献協議会と共同で、4月28日に東名高速道路で「電気自動車急速充電システム」の課金、決済サービスを開始します。

 これまで、他の高速道路のなかには無料のスタンドを試行的に設置したところもありました。今回、日本ユニシスなどは、“有料電気スタンド”を海老名サービスエリアと上郷サービスエリアのそれぞれ上下線の計4カ所設置します。いよいよ商業ベースでの急速充電サービスへの第一歩が踏み出されたわけです。

 その利用料金ですが、2012年3月までは試行期間中のため、

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、税込みで
 
1回当たり100円
 
と、超割安に設定されているのです。

 1回の急速充電で三菱自動車の「iMiEV」なら120km、富士重工業の「R1e」なら60km走行できます。ガソリン車よりもかなり燃料費が安いですね。

 このシステムは、日本ユニシスの「smart oasis(スマートオアシス)」を使ったものです。利用者は事前に登録しておいた「FeliCaカード」や「おサイフケータイ」を、急速充電器に併設されたICカードリーダーにかざすことでユーザー認証を行い、充電サービスを受けることができます。

 充電が完了すると、登録したメールアドレスに「充電完了」のお知らせメールが届くようになっています。

電気自動車用急速充電システムの操作手順など(資料:日本ユニシス)

東名高速道路における「電気自動車用急速充電システム」概要図(資料:日本ユニシス)

 この急速充電システムが設置される海老名サービスエリアと上郷サービスエリアの距離は300km近くあるため、1回の充電では走りきれません。そのため、現段階では電気自動車で高速道路を長距離ドライブするのは現実的ではありません。しかし、高速道路のインフラは、進化しつつあります。