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今回の建設IT注目情報 ~竹中工務店「都心型2層フロアデータセンター」~

 クラウドコンピューティングの普及などで、多数のサーバーを収納する建物「データセンター」の需要はますます高まっています。

 データセンターの消費電力のうち、30~40%をサーバー本体で消費しており、これと同じくらいの電力を空調機器で消費しています。データセンター建設では、CO2排出量を削減するためにも、空調エネルギーを下げることが大きな課題となっています。

 そこで、竹中工務店は新タイプのデータセンターを開発しました。「都心型2層フロアデータセンター」というもので、

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 空調用のランニングコストやCO2排出量を

 
60%以上も削減

 

できるのです。

竹中工務店が開発した「都心型2層フロアデータセンター」のフロア構造(資料:竹中工務店)

 構造上の特徴は、サーバー室のフロア下に高さ約2mのフロアを設けて2層にしたことです。床下のフロアにトラス構造の梁を架けることで大スパン化し、柱を減らしました。また、空調機のファンとコイルをそれぞれ床上、床下に分離して設置して空調機械室のスペースを半減しました。そのため、サーバーラックの最大設置数は従来の1.3倍になりました。床下のフロアは、床面積に含まれないよう工夫しているそうです。

 配線などのメンテナンスは、床下のフロア内で作業できます。通常の2重床タイプのようにサーバー室内に作業員が立ち入る必要がなくなるので、セキュリティー上も安心です。

 このような省エネ型データセンターが実現した陰には、建築設計のプロセスに大きな変化もあったのです。