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今回の建設IT注目情報 ~Zコーポレーション ジャパン「ZBuilder Ultra」~

 BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や3次元CADの普及に伴い、パソコンで作成した建物や構造物の3次元モデルから立体模型を作る「3Dプリンター」が注目されています。

 建設業界では、溶けたプラスチックや石こうなどを薄い層ごとに積み上げて、模型を作るタイプのものがよく使われているようです。

 5月18日、Zコーポレーション ジャパンは、新タイプの3Dプリンター 「ZBuilder Ultra」を発売しました。その特徴は、材料にあります。

 ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、

 
光を照射すると固まる樹脂

 

を使って、模型を作るのです。

 機械の中には「液体フォトポリマー」という材料を入れた水槽があり、その中には上下方向に移動するテーブルがあります。また、水槽の上にはプロジェクターが下向きに取り付けてあります。

 まず、テーブルを液体の表面ぎりぎりまで上げておき、プロジェクターから模型の断面の形に光を照射するとその断面の形に液体が薄く固まります。そして、少しテーブルを下げては次の断面の光を当てる、ということを繰り返していきます。

 すると、最後は液体の中に立体の模型が完成する仕組みです。造形できる模型の大きさは、260mm x 160mm x 190mmまでです。

 従来の3Dプリンターは、インクジェットプリンターのように固める断面に沿ってヘッドが動いていました。このプリンターの場合は断面全体に一斉に光を照射するため、従来の3Dプリンターに比べて2倍のスピードで造形できます。

「ZBuilder Ultra」の外観(左)。内部には水槽がある(右)(資料:Zコーポレーション ジャパン)

パソコンで3次元モデルを作ってから、模型ができるまでの手順(資料:Zコーポレーション ジャパン)

 ZBuilder Ultraの強みは、スピード以外にもあるのです。