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今回の建設IT注目情報 ~カディンチェ「室内用3Dスキャナー」~

 建物や地形などの形状を、無数の「点群データ」で計測する3Dスキャナーが、設計者や技術者の新たなツールとして注目されています。

 しかし、ハードとソフト一式を合わせると2000万円近くもする製品が多いため、活用をあきらめている人も多いのではないでしょうか。

 ところが東京・港区のベンチャー企業「カディンチェ」は、驚くべき低コストで3Dスキャナーを開発しました。

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
 
原価約40万円
 
という代物なのです。

 部品は東京・秋葉原の電気街や通販で入手したそうです。高価な"部品"は、1眼レフカメラとレーザーレンジセンサーだけです。

カディンチェが製作した3Dスキャナー(写真:家入龍太)

 使い方は、三脚の上に本体をセットし、点群データを記録するUSBメモリーを差し込んでボタンを押すだけ。すると、本体が三脚上で水平に回転します。

 そのとき、上下方向に700~800点、回転方向に約1000点の点群を計測するとともに、1眼レフカメラで写真を撮影して、点群に色を付けられます。

 ただ、レーザーレンジセンサーで測定できる距離は、4~5m程度なので室内の計測に向いていると言えそうです。また、測定精度は1~2cmとのこと。

(左上)青いパーツがレーザーレンジセンサー。点群データ記録用のUSBメモリーが見える。(右上)操作パネル。(左下)本体を回転させるためのプーリーとベルト。(右下)駆動用のバッテリー(写真:家入龍太)

カディンチェの社員たち(写真:家入龍太)

 果たして、この激安3Dスキャナーを使って、どんな画像やデータを作れるのでしょうか。