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イエイリはここに注目した! ~冷凍機不要の外気冷却方式が選べる~

 屋内設置タイプでは、空調に水冷方式または外気冷却方式が選べます。外気冷却方式は冷凍機を使わず、空気を水の蒸発熱で冷やしてからコンテナに送り込みます。

 言わば、
 
“打ち水効果”
 
を空調に利用しているわけですね。

 冷凍機のように冷媒を圧縮するエネルギーが要らないので、消費電力は同社の既存データセンターに比べて、最大約40%も削減できます。希望小売価格はICTラック4台(最大35kW/ラック)の場合、2800万円からです。

 このほか、「フロアDCモジュール」というタイプも用意されています。普通のオフィスビルの空いたスペースをパーティションで区切り、内部にサーバーやラック型空調機などを高密度に配置し、効率的に空気が流れるようにしたものです。希望小売価格はICTラック2台(最大14kW/ラック)の場合、2000万円からとなっています。

オフィスのフロアをパーティションで仕切ってデータセンターを構築する「フロアDCモジュール」のイメージ図(資料:NEC)

 データセンターを造ると言えば、建物を建設することを考えてしまいがちです。「エコモジュラーデータセンター構築ソリューション」のように、空いたスペースにコンテナを設置したり、パーティションで区切ったりしてデータセンターエリアを造るという発想は、既存の建物を多目的に活用する上で参考になりそうですね。

家入龍太(いえいり・りょうた)
1985年、京都大学大学院を修了し日本鋼管(現・JFE)入社。1989年、日経BP社に入社。日経コンストラクション副編集長やケンプラッツ初代編集長などを務め、2006年、ケンプラッツ上にブログサイト「イエイリ建設ITラボ」を開設。2010年、フリーランスの建設ITジャーナリストに。IT活用による建設産業の成長戦略を追求している。
家入龍太の公式ブログは、http://www.ieiri-labo.jp/。ツイッターは、http://twitter.com/ieiri_lab