PR

オートデスクも無料3Dデザインソフトを公開

 米国オートデスクは2011年10月、無料の3Dデザインソフト「123D」を公開した。Google SketchUpのように3次元で建物や家具、クルマやキャラクターなどを簡単にデザインできるソフトだ。

 「123D」は、公式サイトから無料でダウンロードできる(要登録。現在は英語版のみ)。3Dモデルの作成・編集機能も付いているので、新しい3Dモデルを一から作れるほか、既存の3Dモデルを読み込んで組み合わせることも可能だ。

無料の3Dデザインソフト「123D」の公式ウェブサイト(資料:Autodesk)
無料の3Dデザインソフト「123D」の公式ウェブサイト(資料:Autodesk)

 また、公式サイトでは123Dで作成した様々な3Dモデルのデータも公開している。その中には巨大なスタジアムや鉄骨のボルト接合部、木工の継ぎ手、そしてJIS規格のレジューサー付きT字管などもある。ソフトに読み込める3Dモデルのデータ形式は「DWG」や「STL」、「SKP」など、建設業界でもよく使われている形式が含まれている。

ダウンロードできる3Dモデルの例。鉄骨や木工の継ぎ手、配管などのモデルやJIS規格の部材もある(資料:Autodesk)
ダウンロードできる3Dモデルの例。鉄骨や木工の継ぎ手、配管などのモデルやJIS規格の部材もある(資料:Autodesk)

スタジアムの3Dモデル。内部をウオークスルーすることもできる(資料:Autodesk)
スタジアムの3Dモデル。内部をウオークスルーすることもできる(資料:Autodesk)

 筆者は123Dが水面下でかなりブレークしているのではないかと感じている。その理由は、筆者の公式サイト「建設ITワールド」でここ数カ月、検索キーワードで1位、2位が「autodesk 123d」と「123d」で独占されており、ほかのキーワードに大きく差を付けているからだ。ここ半年ほどで最もアクセスが多かったのも「模型作成もOK!オートデスクの無料3Dデザインソフト『123D』」という記事だった。

 123Dの特徴は、単に3次元でのデザインにとどまらず、ものづくりにつないでいることだ。123Dの公式サイトでは、パートナー企業とのタイアップにより製作サービスを提供する「fabricate」というコーナーを設けて3Dプリンターやレーザーカッターなどによる加工を海外の通販サイトで外注し、配達する仕組みを用意している。