巴コーポレーションの海外部門撤退を機に会社設立

 長田社長は巴コーポレーションで海外事業を担当していた。巴が海外事業から撤退したのを機に、巴で培ったノウハウを生かそうと2004年9月に泰エンジニアリングを設立した。現在、日本とタイに事務所を置き、日本企業が海外プロジェクトに進出する際にサポートしている。

 タイ事務所には日本人のほかタイ人、フィリピン人がいるが、日本で働いた経験のある人も多く日本語は皆、上手だ。

 「工場内に事務所があるので、現場と密着しているのが強み。いつでも現場の状況を確認できる」と寺田氏はメリットを語る。

泰エンジリニアリングの現地スタッフ。タイ人やフィリピン人スタッフも流ちょうに日本語を話す(写真:家入龍太)
泰エンジリニアリングの現地スタッフ。タイ人やフィリピン人スタッフも流ちょうに日本語を話す(写真:家入龍太)

工場の作業員とコミュニケーションを図る寺田氏(写真:家入龍太)
工場の作業員とコミュニケーションを図る寺田氏(写真:家入龍太)

 現地工場との質疑応答をできるだけ少なくするため、日本語の段階で「フロントローディング」による問題解決を図れるのが強みだ。