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PDF図面からBIMモデルを作成

 スイーホン社はある都市鉄道システムの工事入札で、この方法を用いた。長さ175mの駅2カ所と最大スパン40mの複線高架橋からなる1.8km区間の工事だ。

 同社が真っ先に実行したのは、建設コンサルタントが作成した2次元図面のPDFデータをBIMモデル化することだった。BIMモデルの各部材には「属性情報」として材質や部材名と部材番号、寸法、体積などをインプットした。

建設コンサルタントが作成した2次元図面のPDFデータ(上)を基に作成したモノレール駅のBIMモデル(資料:Swee Hong)
建設コンサルタントが作成した2次元図面のPDFデータ(上)を基に作成したモノレール駅のBIMモデル(資料:Swee Hong)

BIMモデルの部材にインプットされた属性情報の例(資料:Swee Hong)
BIMモデルの部材にインプットされた属性情報の例(資料:Swee Hong)

 そのBIMモデルを基に詳細な配筋設計を行い、鉄筋やコンクリート、型枠などの数量計算や施工手順の検討、工事中の現場周辺の交通規制などのバーチャルリアリティー(VR)化などを行った。

詳細な配筋もBIMモデル化(資料:Swee Hong)
詳細な配筋もBIMモデル化(資料:Swee Hong)

モノレール駅と高架橋のVR。下の道路を走るクルマの動きも再現した(資料:Swee Hong)
モノレール駅と高架橋のVR。下の道路を走るクルマの動きも再現した(資料:Swee Hong)

 BIMをフルに生かして入札準備を行い、発注者にプレゼンテーションした結果、見事に受注に成功した。