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業務で得たノウハウをブログで公開

 もう一つ、社員一丸で取り組んでいるのは、ブログの更新だ。シェルパでは前述のOPEN BIM café の開催予定や開催結果を告知する「OPEN BIM caféブログ」と、BIMソフトの活用ノウハウなどを丁寧に解説する「SHERPA(シェルパ)ブログ」を運営している。

 ブログを管理するある社員は「ブログ記事は、社員総勢24人が、交代制で書いている。BIMのほか、建築全般に関する記事を発信することを心がけている。長く続けていけるように、社員一丸で頑張っている」と語る。

 特に、毎日更新しているSHERPAブログは内容が充実している。ArchiCADやRevitなどの具体的な使い方を豊富な画像入りのマニュアル形式で丁寧に解説する記事も多く、その記事分量もA4判で3~4枚に達することもしばしばだ。まとめれば1年間で何冊もBIM関連書籍ができてしまうほどのボリュームと内容だ。

 例えば5月13日からは5回連続で「ArchiCADオブジェクト 免震ゴムをGDLで作成してみよう!」(1回目)を掲載した。「仕事の場などで、『ブログを見ていますよ』という話を聞くととてもうれしい。シリーズものはアクセスも多いので、どんどんやっていきたい」(ブログ管理者の社員)と語る。

BIMソフトの活用ノウハウなどを毎日発信し続けている「SHERPAブログ」(資料:シェルパ)
BIMソフトの活用ノウハウなどを毎日発信し続けている「SHERPAブログ」(資料:シェルパ)

ブログ管理担当の社員。左から平川史明氏、矢号智也氏、丸山順一氏(写真:シェルパ)
ブログ管理担当の社員。左から平川史明氏、矢号智也氏、丸山順一氏(写真:シェルパ)

ブログの更新作業風景(写真:シェルパ)
ブログの更新作業風景(写真:シェルパ)

 質量ともに大手企業も顔負けのブログ更新を毎日続けていくことには苦労もあるようだ。「特に苦労しているのは題材探しだ。ふと思いついたことや仕事の中でピンときたものをメモ書きやパソコン画面のキャプチャーでためておく。電車に乗っている時でも、記事のアイデアが浮かんでくると携帯に打ち込んでおく」(同)。

 その一方で「そのブログで技術情報を発信することで、自らも新たな情報を覚えるきっかけにもなる」(同)と前向きにとらえている。

 毎日のブログ更新は、シェルパの社員にとって、BIMの活用技術を開発する場であると同時に、社外のBIMユーザーとの交流や反応を知る場でもある。今や同社のBIM展開のうえで欠かせない情報発信の場となっている。