三菱電機:自動節電できるHEMS

 三菱電機が12月に発売するHEMS(住宅用エネルギー管理ステム)、「三菱HEMS」は標準通信規格「ECHONET Lite」に準拠した家電機器を最大16台まで接続できるほか、ガスや水道の流量計も接続できる。

 「三菱HEMS」の売り物は制御機能だ。これまで各社が発売してきたHEMSは消費電力などの「見える化」が中心で、節電のためのスイッチ操作は人間の手に任されていることが多かった。三菱HEMSは、目標電気代を設定するとHEMSに接続した各機器の節電モードを活用し、快適性を損なわずに目標値に向けた節電ができる。

 また、「ファミリーカレンダー機能」は、家族旅行や外出、帰宅、就寝時間に合わせて、家中の機器を節電のために一括操作できるというものだ。これらの操作や設定は、iPadやAndroidなどのタブレット端末によって行える。

12月に発売される「三菱HEMS」の情報収集ユニット(左)とエネルギー計測ユニット(右)(写真:三菱電機)
12月に発売される「三菱HEMS」の情報収集ユニット(左)とエネルギー計測ユニット(右)(写真:三菱電機)

「三菱HEMS」の画面イメージ(資料:三菱電機)
「三菱HEMS」の画面イメージ(資料:三菱電機)

自動節電機能。目標値を上回りそうなときはアラームが出る(資料:三菱電機)
自動節電機能。目標値を上回りそうなときはアラームが出る(資料:三菱電機)

「ファミリーカレンダー機能」で家族旅行期間中のエコキュートを停止できる(資料:三菱電機)
「ファミリーカレンダー機能」で家族旅行期間中のエコキュートを停止できる(資料:三菱電機)

HEMS導入前(赤)と導入後(青)の消費電力量の比較(資料:三菱電機)
HEMS導入前(赤)と導入後(青)の消費電力量の比較(資料:三菱電機)

ガスや水道の流量表示(資料:三菱電機)
ガスや水道の流量表示(資料:三菱電機)

システム図(資料:三菱電機)
システム図(資料:三菱電機)

 三菱電機は神奈川県内に「大船スマートハウス」を建設し、電力最適制御の実証実験を行うなど、研究を積み重ねてきた。

 HEMSの発売に合わせて、対応する7製品(ルームエアコン、エコキュート、IHクッキングヒーター、換気システム、ヒートポンプ式温水暖房システム、液晶テレビ、冷蔵庫)をラインアップし、順次、対応製品を拡大していく予定だ。