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ワイヤ構造物の施工も可能に

 その後、同大学が取り組んだのは、ワイヤ構造物の施工だ。クアッドコプターにロープを巻いたリールを取り付け、ロープを送り出しながら機体を移動させながら設置する方法だ。

 例えば、2本の柱の間にロープを渡す場合、一方の柱の周りをぐるぐると旋回しながらロープを送り出す。するとロープは柱に巻き付き、摩擦力で固定される。その後、もう一方の柱に向かって飛行し、柱の外側を旋回して最初の柱に戻る。

 そして再度、柱の周りをぐるぐると旋回すると、クアッドコプターだけで見事に2本の柱の間にロープが渡されるというわけだ。

2本の柱の間にロープを掛け渡す作業。まずリールからロープを送り出しながら柱の周りをぐるぐると旋回すると、ロープが柱に巻き付く(写真: チューリッヒ工科大学)
2本の柱の間にロープを掛け渡す作業。まずリールからロープを送り出しながら柱の周りをぐるぐると旋回すると、ロープが柱に巻き付く(写真: チューリッヒ工科大学)

その後、もう1本の柱まで飛行し、外側を旋回して戻ってくる(写真: チューリッヒ工科大学)
その後、もう1本の柱まで飛行し、外側を旋回して戻ってくる(写真: チューリッヒ工科大学)

再度、もとの柱に戻ってぐるぐると旋回する(写真: チューリッヒ工科大学)
再度、もとの柱に戻ってぐるぐると旋回する(写真: チューリッヒ工科大学)

2本の柱の間にかけられたロープ(写真: チューリッヒ工科大学)
2本の柱の間にかけられたロープ(写真: チューリッヒ工科大学)

 また、平行してかけられた2本のロープを縫うようにして、あやとりの橋のようなワイヤ構造物を施工することにも成功した。

あやとりの橋のようなワイヤ構造物の施工にも成功した(写真:チューリッヒ工科大学)
あやとりの橋のようなワイヤ構造物の施工にも成功した(写真:チューリッヒ工科大学)