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パリだけでなくフィレンツェやラスベガスにも

 昨年12月25日付けの当コラムの記事では、米国・ラスベガスのベネチアンホテルのショッピングセンター上部で行っていた増築工事の“おしゃれ足場”を紹介した。足場が建物のファサードそっくりのシートで覆われていたため、プロの建築家も足場の存在に気付かなかったほど見事なカムフラージュだった。

 その後、年末年始にフランスとイタリアを旅行した筆者は、パリやフィレンツェでこれと同じような足場シートを発見し、驚いた。それから意識して街を見てみると、訪れたフランスとイタリアの大きな観光地では必ずといっていいほど、工事現場をカムフラージュするような足場を発見することができた。

ラスベガスのベネチアンホテルで見かけたおしゃれな足場シート。一見、工事中とは分からないが、よく見ると足場が透けて見える(写真:家入龍太)
ラスベガスのベネチアンホテルで見かけたおしゃれな足場シート。一見、工事中とは分からないが、よく見ると足場が透けて見える(写真:家入龍太)
ラスベガスのベネチアンホテルで見かけたおしゃれな足場シート。一見、工事中とは分からない(左)が、よく見ると足場が透けて見える(右)(写真:家入龍太)

フィレンツェでは、ルネサンス期に建てられた大聖堂に面した建物の改修工事現場(写真右側)で、おしゃれ足場を発見(写真:家入龍太)
フィレンツェでは、ルネサンス期に建てられた大聖堂に面した建物の改修工事現場(写真右側)で、おしゃれ足場を発見(写真:家入龍太)

 こうした“おしゃれ足場”は、世界の工事現場で流行し始めているのでは――。そう考えた筆者は、インターネットの検索サイトで、誰が、どうやって、このような足場シートを作っているのかを調べてみることにした。