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最小積層ピッチは0.05mmと高い精度

 本体寸法は幅430mm×奥行き400mm×高さ380mmとコンパクトで、最大幅200mm×奥行き200mm×高さ180mmの模型を造形できる。

 造形材料を吹き出すヘッドの抽出口径は0.3mm、最小積層ピッチは0.05mmと、かなり細かいデザインを造形できる。また、造形材料を吹き出す最高スピードは120mm/秒で、積層ピッチが細かくても、かなりの短時間で出力できそうだ。

 造形用のデータは3Dプリンターでよく使われているSTL形式のほか、CNC(コンピューター数値制御)工作機械で使われているGコードにも対応している。

 データをSDカードに入れて3Dプリンターに読み込ませて、本体付属の液晶パネルでプリンターの設定もできるので、パソコンを接続せずにスタンドアローンで動かすことも可能だ。

 基本ソフト(OS)はWindows XP、Windows 7、Windows Vista、そしてMac OSに対応。3Dモデルを作成するフリーソフト「Repetier-Host」も使える(最新版は日本語にも対応している)。

抽出口径0.3mmのヘッド(写真:オリオスペック)
抽出口径0.3mmのヘッド(写真:オリオスペック)

本体の液晶パネル(写真:オリオスペック)
本体の液晶パネル(写真:オリオスペック)

造形した模型の例(写真:オリオスペック)
造形した模型の例(写真:オリオスペック)

フリーソフト「Repetier-Host」の画面(資料:オリオスペック)
フリーソフト「Repetier-Host」の画面(資料:オリオスペック)

 低価格の秘密は、3Dプリンターのオープンソースハードウエア「RepRap」を基に作られているからだ。この3Dプリンターシリーズを自作するために必要なソフトや機械部品などの仕様は「RepRapプロジェクト」で公開されており、各社が自由に製品開発を行える仕組みになっている。

 また、一般的に3Dプリンターは造形用の材料が高価だが、この3Dプリンターに使用する「PLAフィラメント」という造形用の線状材料(1.75mm径)は、1kgで4742円(税別)と、かなり手ごろだ。コストをあまり気にせずに使えそうだ。

リーズナブルな価格のPLAフィラメント。リールに巻いてある線状の材料(写真:オリオスペック)
リーズナブルな価格のPLAフィラメント。リールに巻いてある線状の材料(写真:オリオスペック)

 10万円を切る価格の安さが受け、オリオスペックの直販サイトでは、発売直後に売り切れてとなった。4月21日現在も「4月中旬入荷分予約中」となっている。