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シンガポール政府によるBIMの義務化に3段階で対応

 もはやシンガポールでは、BIMを活用できないと仕事にならないと言っても過言ではない状況になりつつある。

 シンガポール政府の建築建設局(BCA)は2012年から2015年にかけて順次、建築確認申請時におけるBIMモデル提出の義務化を進めている。

 2012年はまず官庁プロジェクトを対象に意匠モデルの提出を義務化した。2013年は2万m2超の建築物に意匠モデル、2014年は2万m2超の建物に意匠、構造、設備モデル、そして2015年からは5000m2超の建物に意匠、構造、設備モデルの提出を義務付ける。

シンガポール政府のBCAによって作成された様々なBIMガイドライン(資料:BCA)
シンガポール政府のBCAによって作成された様々なBIMガイドライン(資料:BCA)
シンガポール政府のBCAによって作成された様々なBIMガイドライン(資料:BCA)
シンガポール政府のBCAによって作成された様々なBIMガイドライン(資料:BCA)

 こうした確認申請のBIM化により、その下流に位置する施工者も、必然的にBIMモデルを扱う能力が求められることになる。そこで清水建設シンガポール事務所では、4年前から3段階に分けてBIM導入計画を進めてきた。

3段階に分けたBIM活用範囲の拡大計画(資料:清水建設)
3段階に分けたBIM活用範囲の拡大計画(資料:清水建設)

 BIM導入の第1段階(STEP1)は、一般的なBIMの機能の活用だ。まず、従来は2Dの図面で表現してきた建物を3Dモデルで表現することから始めた。