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第2段階では自動機能の活用を追求

 第2段階(STEP2)では、BIMの自動機能の活用に挑戦した。代表的な機能は部材同士の干渉チェックや数量計算だ。

干渉チェック機能による意匠、構造、設備間の設計調整(資料:清水建設)
干渉チェック機能による意匠、構造、設備間の設計調整(資料:清水建設)

 数量計算機能は、現場の運営にも役立っている。「今日は何m3分の生コンを打設する」「何m2分のタイルを現場に配る」といったような部材の管理にも使っている。

 BIMモデルと他のソフトとの連携にも挑戦した。例えばBIMソフトで作った構造のBIMモデルを構造解析用ソフトに読み込んで解析することにより、構造設計と構造解析の双方向連携が可能になった。

 また、BIMモデルを工程管理に使うことにもチャレンジした。BIMモデルの各部分をプロジェクトマネジメントソフトと連携させ、工程表上の進ちょく状況とBIMモデルが連動するようにしたのだ。

 これによって工程の進ちょく状況をいつの時点でもBIMモデルによって視覚的に確かめられるようになった。

プロジェクトマネジメントソフトの工程表(左)とBIMモデル(右)を連動させた例。進ちょく状況がBIMモデルによって分かりやすく表現される(資料:清水建設)
プロジェクトマネジメントソフトの工程表(左)とBIMモデル(右)を連動させた例。進ちょく状況がBIMモデルによって分かりやすく表現される(資料:清水建設)