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UAVによる地上計測データをVRに読み込む

 ジョージア工科大学の研究者、マシュー・スワーツ氏(Matthew Swarts)は、UAV(無人飛行体)をセミナー会場に持ち込み、参加者の頭上を飛行させるという“荒技”を披露した。

講演しながらUAVのデモを行うマシュー・スワーツ氏(写真:家入龍太)
講演しながらUAVのデモを行うマシュー・スワーツ氏(写真:家入龍太)

 同氏はUAVを使って開発現場の航空写真や空撮ビデオを撮ったり、空中から歩行者の動きを記録するといった活用方法を紹介。さらに、GPS(全地球測位システム)のデータでUAVに飛行経路を入力し、同大学周辺の指定ルートを自動飛行させて連続写真を撮った体験談も語った。

 この連続写真データをソフトウエアで加工して高精度の点群データを作ったり、航空測量技術で地図を作ったりすることも実践している。

 この地図データをUC-win/Roadに読み込んで道路モデルを作成し、3ds Maxなどのソフトで作成した3Dの建物を読み込み、さらに色付きの点群データを読み込んで樹木や緑地などをリアルに再現した例も紹介した。

UAVで撮影した連続写真データをもとに作成した地表のメッシュデータ(資料:Matthew Swarts)
UAVで撮影した連続写真データをもとに作成した地表のメッシュデータ(資料:Matthew Swarts)
写真から作成した点群データをUC-win/Roadに読み込んだところ(資料:Matthew Swarts)
写真から作成した点群データをUC-win/Roadに読み込んだところ(資料:Matthew Swarts)

 UC-win/RoadとUAVを組み合わせて使うことで、現況地形の3D形状や土地利用状況に基づいたリアルな3Dモデルが作れる。これを基に、新たに開発計画を入力していくことで、これまで以上にリアルなVRが作れるようになりそうだ。