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 「姉歯事件の会見に行ってきました。すぐに記事にするので、今日中にアップしてくだい」「耐震実験?それなら動画で見せようよ」――。

 紙(雑誌)をもたないKEN-Platz(ケンプラッツ)編集部では、日々こんな声が飛び交います。各編集部の協力を得ながら建築、土木、不動産分野の情報を収集し、ウェブサイトとメールを駆使してお伝えするメディアです。

 KEN-Platzなら、いくら情報を集めても雑誌や新聞のように置き場所には困りません。記憶の奥底に沈んだ過去の出来事は、キーワード検索で素早く取り出せます。記事に対する意見を、手元のパソコンから送ることもできます。それに、日経不動産マーケット情報のサイトを除けば、今のところほとんどのコンテンツがタダで読めます。

 良いところばかり目立たせて書きましたが、正直に言うとKEN-Platzは発展途上です。毎日が締切なので、雑誌と比べれば多少、雑なところがあることも認めます。“日経”の冠がないこともあり、取材を申し込むときに説明が面倒です。女性誌のサイトのように、サイト上でかわいいモデルが微笑むわけでもありません。仕事情報一筋の真面目なサイトです。

 雑誌の編集部が月に1~2回、編集スコアや読者数の上下に一喜一憂するのに対して、KEN-Platz編集部は毎日、ページビュー(読者がアクセスした回数。記事ごとに数字が出る)なるものにドキドキしています。これはと思って投稿した記事が読まれずにガックリしたり、あまり努力をせずに拾ってきたネタが爆発的に読まれてウキウキしたり、予想を裏切られることもたびたびです。

 読まれるメディアには情報の目利きとしての読者からの信頼があり、コンテンツそのものに力があるのだと信じています。「KEN-Platzは便利で使えるぞ」と言ってもらえる機会が徐々に増えるように、編集部は試行錯誤の毎日です。