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 日経アーキテクチュアでは現在、「手すり」をテーマとする特集の取材を進めている(掲載は7月9日号の予定)。階段やバルコニーの手すりについて、法規・安全・デザイン・歴史などの視点から、多面的に検証してみたいと考えている。

 企画の発端は、住宅見学会や雑誌などで目にする住宅に、あまりにも「手すりなし階段」が多いからだ。2000年の建築基準法改正で、階段には手すりの設置が義務付けられた。高齢化社会に対応するためだ。法改正以降に建築確認を受けたもので、階段に手すりのないものは違法ということになる。たとえば、法改正前は、階段の両側に壁があれば手すりは不要だった。しかし、改正後は階段の両側が壁であっても、どちらか一方の壁に手すりを設置しなければならない。

 たかが手すりくらい、と思う人もいるかもしれない。しかし、違法は違法だ。明らかに法に反しているとわかった建物の場合、日経アーキテクチュアでの掲載はお断りせざるをえない。この状態を放置しておくと、雑誌に載せられる住宅がごく限られたものになってしまうのではないか。そんな危機感を抱いている。

 取材を進める前は、設計者が意図的に手すりをつけていないのだろうと想像していた。しかし、取材を始めてみると、必ずしもそういう人ばかりでなく、「義務化されたことを知らなかった」という人も多いことがわかった。一方、法に従って手すりを付けている設計者のなかにも、「不特定多数の人が使う施設ならともかく、個人住宅に一律で手すりの設置を義務付ける必要があるのか」と、否定的に考えている人が少なくないことがわかってきた。手すりは多くの設計者にとって、意識すらしないもの、あるいは美意識に反するものなのかもしれない。

 取材はこれから後半戦。特集の視点をより明確にするために、建築実務者の方に次のアンケートにご協力いただきたいと考えている。匿名調査なので、ぜひあなたの本音をお答えいただきたい。

【質問1】※アンケートは終了しました
建築実務者の方におうかがいします。あなたは、階段には必ず手すりを設置しなければならないことを知っていましたか。(ひとつだけお選びください)


→質問1の結果のみ表示する

※「回答する」をクリックすると、投票結果と次の質問へのリンクが表示されます(全2問)
※1問ずつ回答してください
※回答は1人1回でお願いします