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長野の現場は川沿いの小さな平地

 日を改めて長野県側の現場も訪れた。場所は大鹿村大河原の釜沢地区だ。松川町にあるJR飯田線・伊那大島駅から路線バスに乗り、県道59号(松川インター大鹿線:小渋線)を東に進む。天竜川を渡り、支流の小渋川・小渋ダムに沿って山を上がっていった。

リニア新幹線の水平ボーリング調査・長野県大鹿村
長野県側の現場の位置。住所は大鹿村大河原 (地図提供:マピオン (c)Yahoo Japan)
※画像をクリックするとマピオンの地図を表示
大鹿村に向かう途中にある小渋ダム
大鹿村に向かう途中にある小渋ダム。ダムから大河原までは、まだ数kmある (写真:ケンプラッツ)

 伊那大島駅から走ること約30分、視界が開けてくると大鹿村だ。バスの終点は、村役場がある三差路を南方面に曲がった先にある大河原なのだが、いったん北方面に曲がって、村のもう一つの中心地である鹿塩方面に向かう。鹿塩は塩分4%の湯が沸き出す、知る人ぞ知る小さな温泉街だ。バスは途中で折り返し、三差路を南方面に進み、大河原に到着した。

 東京から大鹿村へは、JR中央本線、JR飯田線、路線バスを乗り継いで5時間ほど。中央自動車道経由の高速バスを使っても、所要時間は若干短いだけだ。この日は、近くの村立中央構造線博物館を見学し、釜沢の現場には翌日、向かうことにした。

大鹿村大河原の街並み
大鹿村大河原の街並み。大鹿村は北海道美瑛町など18の地域で形成する「日本で最も美しい村」連合に属している (写真:ケンプラッツ)
大鹿村立中央構造線博物館
大鹿村立中央構造線博物館。地質や地震に関する展示が豊富だ。学芸員から詳しい説明が聞ける (写真:ケンプラッツ)

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